理事長挨拶

理事長よりの新年度の挨拶

理事長

 拝啓

 先ず初めに、この2月東京でのフットケア学会総会理事会並びに社員総会にて2期目の理事長に再任されましたことをご報告申し上げます。新年度に際して2期目の抱負や課題をお伝えいたします。

 1期目にお約束しましたように学会のあり方について一般社団法人化を含めて一定の成果を挙げたと思っております。事務局整備や会員数増加も一定の成果を挙げました。フットケア指導士受験の門戸も広げこの4月新たに7期目の指導士が誕生いたしました。フットケア指導士が地域や院内の診療連携のリーダーになって活動して頂きたく大きな期待を抱いております。

 さて、2期目についての課題を挙げさせて頂きます。まずは、事務局移転であります。昨年9月現在事務局のメディカルトリビューン社から突然この3月末を持って事務局業務からの撤退を申し渡されました。当学会のみならず社が抱える全学会事務局からの撤退であります。交渉によって2016年3月末までの事務作業の継続が可能となりましたが、早速次の事務局探しを行わなければなりません。

 次に、下肢救済足病学会との関係です。2学会の統一を望む声や反対の声など様々な意見があります。患者さんにとりましてはフットケアから血行再建やリハビリテーションまで含めたシームレスな医療が重要です。何よりも、内容は違うものの2学会が別々の学会認定指導士を設けていることです。言うまでも無く当学会が先陣を切ってこの重要性を提案し現在は7期まで多くの指導士が活躍されています。こうしたことを踏まえて、私ども当学会と下肢救済足病学会の2学会の役員実務者レベルでのワーキンググループを立ち上げました。統一に向けて様々な問題を議論し解決していく部会です。2学会は患者さんにとって何が重要かを話し合うべきであります。

 3点目はリハビリテーション・栄養・皮膚科・整形外科・リンパ浮腫領域の先生方の参入を促す事であります。リンパ浮腫療法士認定機構には私が理事として参画しており、お互いの学会参加を単位交換に当てていますし、日本腎臓リハビリテーション学会とも、2学会共催のシンポジウムを開催したり単位交換も行うようになりました。是非とも皆様のお力によって参入を促して頂きたいと考えます。

 4点目です。2月10日の「フットケアの日」は正式に記念日協会に認定された日となっております。会員皆様のアイデアを戴き全国で一定の行事などができないものかなど思案しております。学会事務局あてに提案がありましたらどうか遠慮無く申し出てくださるようお願い申し上げます。

 あらたなステージに入りました。どうか足の壊疽から切断そして死に至ることが無いように早期発見とフットケア等により重症虚血肢に至らせないような啓発活動を会員の皆様にはお願いして挨拶に代えたいと思います。

敬具